ジュエリーのモチーフ(2)

前回に引き続き、ジュエリーのモチーフを取り上げます。

鍵(キー)

鍵には「幸せの扉を開く」、「閉ざされた心を開く」、「解放」という意味が込められています。そのため、誰かと距離を縮めたかったり、誰かと絆を深めたかったりする際に身に着けるのがおすすめです。また鍵は、自宅の入り口を表すことから「繁栄」を意味するともいわれています。


王冠(クラウン)

クラウンは王様が身に着けるものなので、「地位」や「権力」を象徴するモチーフといわれています。その意味には「正義」、「名声」、「冨」、「栄光」などがあり、また、クラウンは勝利を呼び寄せるモチーフともいわれているので、目標や夢がある方はお守りとして身に着けるとよいかもしれません。


月(Moon

太陽の光に照らされて輝く月は、女性らしさや優しさ、純粋さの象徴とされ、人気の高いモチーフです。周期で形を変えるため、成長のシンボルと考えられることも。また、知性と落ち着きを与える月のモチーフは、闇夜を照らすことから人の道しるべ、と言われています。


馬蹄(ホースシュー)

馬蹄は馬の蹄に着けるもので、上向きのU字型のくぼみに幸運を貯めて逃さないという意味から、そのモチーフは古くから幸運の象徴として考えられてきました。下向きのU字型は不運・災難を落とすと言われとぃます。また、魔除けやお守りとしても信じられており、馬蹄を家の扉にかけやり、交通事故に遭わないよう、自動車にモチーフを置く習慣もあるそうです。


髑髏(スカル)

インパクトが強いスカル(髑髏)。一見、死を連想させそうですが、太古から人間の魂は頭部に宿ると考えられており、生命や繁殖力の力強い源として、「人生」、「復活」、「再生」を意味するとされています。


ドロップ(涙型)

昔々、人々は乾いた土地に降る恵みの雨を「神々が流す涙のしずく(ティアドロップ)」と呼んでいました。涙型のモチーフには、神々の涙のように、生きる活力を与えてくれるようにと願いが込められています。また、涙は悲しい時だけでなく、嬉しい時や感動した時にも流します。涙型のネックレスを着けて、悲しい涙が喜びの涙に変わりますようにという意味も込められています。


イルカ

ギリシア神話では、海の神ポセイドンの使いとされ、神聖な動物と考えられているイルカ。そのため、イルカのモチーフは幸運を導くと考えられています。また、愛や平和の象徴、喜びを表し、恋愛成就にも効果があると言われています。よくハワイアンジュエリーのモチーフとしても使われています。


音符

自分自身や、身の回りで何かが動き出す象徴。身につけていると、心が弾むような楽しい出来事がやってくると言われています。


ユリ(フレア)

男女問わず人気の高いモチーフの百合の紋章は3枚の剣状の花びらはそれぞれ「神」、「創造」、「王権」を意味していると言われています。またキリスト教では「三位一体」、「純潔」、「大天使ガブリエル」の象徴とも言われています。ヨーロッパでは王家の紋章として用いられています。


盾と剣

英雄を意味する盾と、勝利のシンボルとしての剣。世界中のさまざまな文化において、力と強さを意味するとされるパワフルなモチーフです。


雪の結晶

溶けて水になる雪は、生命や再生を意味し、そのけがれのない白さは、心を美しくしてくれると言われています。また、雪の結晶は愛と幸福を運んでくるカタチとされています。世界を白く包むので心の浄化も意味しています。


では、また次回お会いしましょう。