2月の新誕生石『クリソベリルキャッツアイ』

クリソベリルキャッツアイは、産出量が非常に少ないジェムストーンとしても知られています。最初の大規模産出地として知られるようになったスリランカでも、1980年代には鉱脈が枯渇。現在はマダガスカルなどで少量産出されるだけになりました。

猫の眼のような一条の光から、日本では「猫目石」「猫睛石」という名前でも呼ばれています。2021年に全国宝石卸商協同組合が今まで2月の誕生石として有名だったアメジストにくわえて、クリソベリルキャッツアイも誕生石として認定しました。2月を象徴するあらたな宝石としても注目を集めています。

モース硬度は8.5。アレキサンドライトなどと同等の硬さです。ジェムストーンの中では比較的扱いやすい硬度といえるでしょう。