6月の誕生石『ムーンストーン』
ムーンストーンという名前は古代インドでつけられました。独特の色合いとインドの月の神様の額にはめ込まれたと言われており、月の神様の考え方を石がわかるという迷信からこの名がつくこととなりました。
西洋では、ドイツ語のモーントシュタイン(Mondstein)がルーツで、元々は”光沢のあるもの”という意味で18世紀後半に使われていた単語だそうです。古代のローマでは、この石は月の満ち欠けに応じて姿を変えると言われており。神様が宿っている・神様が見えると考えていました。
このように、ムーンストーンは各地で月との関わりがある石とされており、それは今日まで受け継がれています。
ムーンストーン自体に光が当たると、その光を散乱させて青みがかった閃光が出る現象があります。その現象を見た時に人は、薄く高い雲のヴェールを通して綺麗に輝く幻想的な月を想像するそうです。
これこそが、ムーンストーンの最も魅力のある部分であり、名前のイメージになっています。
《ムーンストーンの産地》
ムーンストーンの主な産地はいくつかあります。その中でも、インドとスリランカはムーンストーンを発掘する主要な産地となっており、他にはタンザニア、マダガスカル、ブラジルやミャンマーなどが挙げられます。
《ムーンストーンの石言葉》
「健康」「幸運」「恋の予感」